地下鉄(メトロ)に乗って☆いつもの地下鉄を降りると、そこは昭和39年の東京だった-

レディース・デイの水曜日♪
久々に欲張って2本立てで観てまいりました。

一本目は、『地下鉄(メトロ)に乗って』。
     二本目は『トリスタンとイゾルデ』でした。

画像
地下鉄(メトロ)に乗って
2006年 ギャガ・松竹
監督: 篠原哲雄
原作: 浅田次郎
    『地下鉄に乗って』
    (講談社文庫・
       徳間文庫刊)
脚本: 石黒尚美
脚本協力: 長谷川康夫
音楽: 小林武史
主題歌: Salyu
     “プラットホーム”





出演: 堤真一 (長谷部真次)
    岡本綾 (軽部みち子)
    常盤貴子 ( お時)
    大沢たかお (小沼佐吉)
    田中泯 (野平先生)
    笹野高史 (岡村)
    北条隆博 (小沼昭一)
    吉行和子 (長谷部民枝)
小さな下着メーカーの営業マン、長谷部真次は営業の帰り
父が倒れたと連絡が入るが、見舞いに行く気にはなれないでいた。
地下鉄の駅で今は年老いた恩師・野平先生に会う。
昔の話で嫌っている父親の事を思い出す。そして若くしてなくなった兄も・・・
今日は彼の命日であった。先生と別れ、駅の構内を歩いているた真次は
視界に入った人影に兄の面影を見ると、思わず後を追い、地上への
階段をあがった。出てみると、そこは・・・。

原作はまだ読んでいないのでコレから読もうと思っています。
まずは映画を楽しんで♪

以下ネタバレです。
“タイムスリップもの”としては、行ったり来たりが
夢の中のようで、きっと突っ込まれるんじゃないかと(笑)
でも、そんな事を考えて観ていたらつまらないので
目の前に起こったこと(映像)をそのまま感じることに・・・。
たぶんね、
タイムスリップしてしまったというより、
真次が父親の記憶に放り込まれたって感じじゃないかなぁ~って。
父・小沼佐吉が臨終の時に己の生き様の清算をしたような・・・
若い時に「生きるか死ぬか」の選択をいつもしてきた人だから、
人一倍“生”に対して貪欲で、生きてきた証を息子・真次に
伝えなきゃ死んでも死に切れんと思ったんじゃないかな、って。
みち子の最後にとった行動も、清算のうち・・・
娘だから、彼女も佐吉の過去に紛れ込める・・・
実の兄妹と知らないで惹かれあった二人の行く末を案じた
父親の想いだったのかなぁ、とも思える。
想いの強さには感動するけど、考え方によっては
佐吉さん、この期に及んでずるいわ!とも(笑)
真次の43年間はなんだったの?って。
ホントはさ、
親子間で話していればいいことなんだよね。
親と子ども・・・どうしたって生きた時代は違うわけなんだから、
観たもの、聞いたもの、感じたもの、考えたものが違っているのは
当たり前だし、しょうがない。お互い理解できない面もある。
とくに、父親と息子、母親と娘という同性同士の繋がりは
いちど反目しあうと赦せない部分が大きくなるんだろうなぁ。
大概、赦せない部分はお互い似ているところなのにね(笑)
まぁ、子どもにしてみれば親の若い時は気になるけど
話されて真剣に聞くななんて稀だろうし、また昔話が始まった~って、
思うだけかも・・・ただある程度、大人になって自分が親になると
こんな時、どうしていたんだろ?って聞きたくなるときもある。
かといって、聞いても忘れたよ~ってボケ老人に早代わり(笑)
もしくは、もういなかったり・・・。
佐吉さんは、後ろめたさがいつもあったんだろうね。
母親も長男の父親のことがあって、何も言えなくて。
優しさが裏目に出てしまった家族・・・本当はお互いが大好きで
たまらなかったはずなのに。

突っ込まないつもりだったけど、ちょっと解せない事が一つ(笑)
真次さんの年齢・・・2006年に43歳?
お兄さんが亡くなった昭和39年(1964年)にはいくつ?

さて、映画を観て思ったのですが・・・
自分は娘に何を話していけばいいのかなぁ~?と。
ちゃんと話せるかは不安だけど(笑)
母の味ぐらいは伝えたいかと・・・それが一番不安だ(^^;)
だけど、
晩御飯のおかずに、“オムレツ”作ってしまいました♪
単純な母です。

この記事へのコメント

  • 悠雅

    こんばんは。
    斬り捨て御免の無残な酷評が多い中、ひらで~さんの感想にほっとしています。

    >真次が父親の記憶に放り込まれたって感じ
    そんな風に感じ取れるひらで~さん、素敵です。
    登場人物たちの行動に共感できてもできなくても、
    そこから何かを感じ取れたら、それでいいんじゃないかと思うんです。

    原作のファンだからこそ、絶対映画との比較をしたくないのだけれど、
    21世紀の描写にせず、曖昧にしておいたほうが得だったのに、とだけは思いました。

    それから、TBが2つ飛んでしまったみたいです。ごめんなさい。
    2006年10月27日 00:28
  • ひらで~

    悠雅さん♪
    酷評、多いですか~(^^;)
    タイムスリップしたら・・・なんて、
    なんだか思わせぶりだったから、
    変な期待もしたのかも。
    登場人物たちの行動も、
    観る方の親が戦争を生きた人だったり、
    ある程度、背景に重なる所がないと、
    共感できないかも・・・。

    原作、近いうちに読んでみようと
    思っています♪
    2006年10月29日 06:40
  • ひらで~さん、こんばんは!
    TBありがとうございました(^^)
    なんだか、あまりいい評価をされていない方が多く、自分の感じ方は、おかしいのかと思っていました。
    こちらからTBさせて頂いてもいいのかなぁって、変に構えてしまうように・・・。
    頂いたTBの中には、読んで胸が痛くなるものもありましたし・・・。

    ひらで~さんのレビューは、温かいですね。受け止め方が。
    >優しさが裏目に出てしまった家族・・・
    という表現が、素敵だなぁって、思いました!
    みち子のしたことは、やりきれないけど、私は納得できました。

    あっ!バトンですが、何でもやらせて頂きます♪
    何でしょう・・・!?
    2006年10月31日 23:55
  • ひらで~

    空さん♪
    自分の思い入れが強い映画の
    酷評は読むのが辛いですよね。
    観ているところが違う!と、
    思ったほうがよいでしょう・・・

    いつも感想を書いていて
    感じるのは突っ込んだり、
    文句を言うのは簡単だと、
    言う事・・・(笑)。
    2006年11月01日 08:42
  • 真紅

    ひらで~さま、こんにちは。TBさせていただきました。
    この作品、時制がおかしいですよね、私も観ながら計算して「??」と思っておりました。
    でも涙が止まりませんでしたよょょ。。堤さん大好きなんです。
    酷評のレビューはあまり読んでないのですが、「常盤貴子が出てきた瞬間に2時間ドラマになる」というのには笑ってしまいました。
    ではでは、また来ますね。
    2006年11月09日 16:56
  • ひらで~

    真紅さん♪
    私も堤さん大好き!で、
    この映画は彼が出ていたから
    観たようなもの(笑)
    酷評はそれだけ皆の思い入れが
    強いことの現れでしょう。
    2006年11月10日 16:43

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