新宿インシデント☆アジアン・プロジェクト第一回作品

誰も見たことのないジャッキー・チェンがここにいる。

映画館で鑑賞♪(実は12日)
画像
新宿インシデント
THE SHINJUKU INCIDENT
新宿事件
2009年 香港
監督: イー・トンシン[爾冬陞』
脚本: イー・トンシン
    チュン・ティンナム[秦天南]
アクション監督: チン・ガーロウ[錢嘉樂]
音楽: ピーター・カム[金培達]
出演: ジャッキー・チェン[成龍](鉄頭)
    竹中直人(北野)
    加藤雅也 (江口利成)
    ダニエル・ウー[呉彦祖] (阿傑)
    シュー・ジンレイ[徐靜蕾] (シュシュ[秀秀]・江口結子)     
    ファン・ビンビン[范冰冰](リリー)
    峰岸徹 (村西)
    長門裕之 (大田原)
    ジャック・カオ[高捷](高)
    ラム・シュー[林雪]
    チン・ガーロウ
    倉田保昭(渡川 )
1990年代初頭、中国東北部の寒村から日本に留学したまま
音信不通になった恋人シュシュを探すため密航した鉄頭。
同郷の阿傑を頼り、住む密航者たちの溜まり場となっている新大久保の
アパートに転がり込んだ彼は、日雇いの仕事で食いつなぎながら彼女を探した。
一方、新宿では仕切っているヤクザの会長の死で後継者争いが表面化し、
中国人が営む店も争いに巻き込まれていく。そんな中で鉄頭はシュシュが
ヤクザ三和会の幹部・江口の妻になっていることを知る・・・。

観てから大分日が経ってしまいました・・・
というのも、かなりショッキングな内容で
そう自分の中で消化したらいいものやらと、悩んでいた・・・
というのは、表向き(笑)
単に時間が無かったからなんですね~。でもね、
どう書いたらいいかはいまだ悩んでます。

成龍がアクションを封印、R-15の大人向けの映画を撮っている
と聞いて、そういうことが話題になるのは彼だからなんだと
今更ながら殺人や濡れ場の無い映画を撮り続けていた彼の
こだわりに素晴らしさを感じました。
大人も子供も一緒に観ることのできる映画はそう無いですものね。
本作はそんな彼の息抜きみたいに捉えてました。
まぁ、内容はそんなに気軽に語れるものではなかったけど・・・

物語は今から20年ほど前の日本への密航者のその後のお話。
実際にあった事件を元に作られたとのことですが、
一般庶民には別世界のお話のようで
そういえば話題になって聞いたことがあったな~ぐらいの認識。
密航についてはビジネスになっていた(いる?)ようですから、
かなり組織的なのですが、中国系のマフィアって怖い~って
思った記憶があります。
まぁ、日本のヤクザの話も一般庶民には別世界ですから、
この映画に描かれている世界は驚きばかりでした。
恋人を探すために来た青年(・・・にしては年とってました)が、
不法滞在者ゆえに、まともな仕事には就けず、
ヤクザな世界へと入り、出口が見つからず・・・とは
香港映画ではずいぶん前に観た事ありそうなお話です。でも、
場所は日本となると、やっぱり妙な感覚です。
日本で暮らすことの大変さとか、怖さばかりが感じられてしまいます。

さてさて、出演者ですが・・・
成龍は殺人を犯しても濡れ場があってもやっぱり成龍なのですよね。
良い人が滲み出ていて、犯罪にいたる姿が痛々しくて
観てられないの・・・慣れてないせいもあるのでしょうが・・・
たまにはいいけど、こういう映画には出てほしくないなぁ~
成龍じゃなくてもいいなぁ~というのが正直なところで、
もう、この手の内容の映画は若手に任せても・・・と思いました。
アクション封印しても、明るいお話はあると思うし・・・
かつての真田さんもそうでしたが、アクション俳優の
一度は通る道なのかもしれませんね。
他の方々は慣れているので(笑)悪いことしても違和感ないのですが、
カンフー映画とかで見慣れてる人ばかりだったので
喧嘩シーンとかで、ホントは強いんだよ!この人たちは!!とか
思ってしまう自分が可笑しかったです。
あと、かなりグロいシーンが多くてさすがに香港映画だわ・・・と
なんだか、感心してしまいました。
先日『ブラッド・ブラザーズ -天堂口-』を観てカッコいいなぁ♪と
思ったばかりのダニエル・ウーの変わりようには驚きました。
    ・・・グロいシーン担当でもあります
少しだけですが同じく『天堂口』に出演していたカオ・ジェ♪
ここでは日本語も話せる役で登場してますが
ダニエルにむごい仕打ちをする役でもありまして
・・・当然報いは受けるのですが・・・
最後まで怖い形相で楽しませてくれました。
日本からも中堅度どころから大物まで出演していて
顔ぶれが嬉しかったです。
加藤さんもお目当ての一人で楽しみにしてましたが
良い人なのか悪い人なのかよくわからなくて・・・まぁ、
ヤクザですから良い人っていうのは可笑しいか(笑)
加藤さんと敵対する組長さんが倉田保昭さんだったのには
驚いた♪彼もアクション封印でした。
これが映画出演最後となった峰岸徹さん・・・残念です。

最後に監督について・・・
イー・トンシン 監督は今では香港映画を代表する監督となってますが
若い時には俳優さんもやっていて・・・芸能一家の生まれで
本作にも出演しているポール・チョン[秦沛]と、ショー・ブラザーズの
看板俳優デビッド・チャン[姜 大衛]の弟でもあります・・・
かなりカッコ好かったのですよ♪背も高くてね・・・
実物にお会いしたことあるので知ってるの・・・ちょと自慢(笑)
俳優より作るほうが面白かったのでしょうね。
それでも俳優として最近出たらしい・・・
それは本作の前に監督した
麻薬犯罪をテーマにした(らしい・・・未見ですので)『プロテージ/偽りの絆』。
ダニエルが出演していますし、アンディも出ておりまして
日本公開なること思っていたら
4月末に特別上映しかされなくて(本作の公開記念らしい)、
とっても残念でした。早くDVDになることを祈るしかないですね。

この記事へのコメント

  • マリー

    こんばんは~~
    さすが、ひらで~さん!詳しいですね~。
    生イー・トンシン監督とお会いしてるんですね~。すごい!!
    『プロテージ』東京まで観にいって、2回観ました。
    とても素晴らしい(表現が悪い?)いえ、映画としても見ごたえがあって、助演に徹したアンディがまた良くて、なんで全国上映ないんだ~?!と叫んでいたら、お友達が あまりにも詳しく麻薬の作り方を映しているからでは?という意見が・・・
    本当にこんな風に作るんだ~って目を見張りましたもの。
    けどけど、素晴らしい作品だったのよ~。
    と「新宿インシデント」から外れてしまった。
    私もジャッキーじゃなくても・・・と思いました。
    ダニエルくんは、そこまでやらされていいの~?でしたね(涙)
    2009年07月01日 22:44
  • ひらで~

    マリーさん♪
    詳しいのは昔のことばかり(笑)
    監督にお会いしたのも
    それこそ18年も前のことですから、
    今の監督のお姿とは違って(笑)

    麻薬に関して詳しいということは
    実際に見たとか、作った人を迎えて
    映画を作っているのでしょうね。
    イー・トンシン監督は『つきせぬ想い』の
    印象が強いのですが、
    初監督作はトニーさんも出ている
    犯罪物『野獣たちの掟』です。
    臨場感があって好い出来でした。
    未見でしたらお勧めです♪

    ダニエルは好いように
    監督に使われてましたが、
    彼にとってはいい経験だったと
    思いますよ♪
    2009年07月03日 11:08

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新宿インシデント
Excerpt: 原題 THE SHINJUKU INCIDENT/新宿事件 製作年度 2009年 製作国 香港 上映時間 119分 映倫 R-15 監督 イー・トンシン 出演 ジャッキー・チェン/竹中直人/ダニエ..
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Tracked: 2009-07-07 23:25