瞳の奥の秘密☆ブエノスアイレスを震撼させた殺人事件から25年──

   瞳は、最後に何を打ち明けるのだろう。
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11月24日鑑賞♪
瞳の奥の秘密
EL SECRETO DE SUS OJOS
THE SECRET IN THEIR EYES
2009年 アルゼンチン・スペイン
監督: フアン・ホセ・カンパネラ
原作: エドゥアルド・サチェリ
脚本: エドゥアルド・サチェリ
    フアン・ホセ・カンパネラ
音楽: フェデリコ・フシド
出演: リカルド・ダリン (ベンハミン・エスポシト)
    ソレダ・ビジャミル
      (イレーネ・メネンデス・ヘイスティングス)
    パブロ・ラゴ (リカルド・モラレス)
    ハビエル・ゴディーノ (イシドロ・ゴメス)
    カルラ・ケベド (リリアナ・コロト)
    ギレルモ・フランセーヤ (パブロ・サンドバル)
刑事裁判所を定年退職したベンハミンは、彼が関わった事件をもとに
小説を書こうとしていた。彼は当時の上司で今は検事となっているイレーネを訪ね
当時を振り返る・・・それは1974年、25年前に起こった殺人事件。
銀行員リカルドの最愛の妻が自宅で暴行され殺害された。捜査は困難で
一年が過ぎたる日、ベンハミンは毎日駅で容疑者を探すリカルドに遭遇。
ベンハミンは再び捜査に力を入れ、容疑者を捕らえるが・・・。

今年は洋画が不作なのか邦画に元気がありすぎるのか、
大好きな洋画の上映が少なくてさみしい思いをしているのですが、
ようやく、骨太の洋画にめぐり合うことが出来ました♪
CGいっぱいの映画や歴史モノもいいけれど、現代の現実的な作品も
やっぱり観たいよね・・・洋画は洋画だけどアルゼンチン映画で
こなに良いモノが観れるなんて、嬉しいです。
アカデミー賞の外国語映画賞を受賞しただけあって、
画といい、物語といい、よくできています。
過去の事件を回想するという展開で、サスペンス物としても
楽しめる作りになっていますが、
男と女の過去に対する捕らえ方の差とか、
愛情、情念の違いなどが忍び寄るように描かれていて
辛口のラブロマンスで、興味深いモノがありました。
感想も、男女では差がありそうです(笑)
女性からみると、男って結構過去に囚われやすいのね~とか
思って観てたのですが・・・女性はどっちかというと、“今”が
大事なんですよね。上手く言えないけど・・・
イレーネの気持ちが凄くよく分かって、ベンハミンに対する
セリフに同感して、気持ちよく聞こえました。
事件のその後のことも、男性ならやるな・・・って、
途中で想像出来たのであ~やっぱり・・・って感じでしたが、
そこから本当のラストへの展開が良かったです。
付き物が落ちたような
すっきりとした表情になるベンハミン、好いですね♪
ベンハミンを演じたリカルド・ダリン 、
イレーネを演じたソレダ・ビジャミルは共に初めてお目にかかりましたが、
いい俳優・女優さんですね。25年の差もきちんと演じられていて、
特にソレダ・ビジャミルは綺麗で品も学もある感じが素敵でした。
リカルド・ダリンは、初めてイレーネを見る顔がよかった(笑)

アルゼンチン映画って特に気にして観てはいなかったけど、
アルゼンチンの司法形態とか、それこそ事件のカギを握る
歴史的な背景など、興味深いことがいっぱいで、
ほんとに、観てよかった♪と思いました。
今年一番のお勧めになりそう・・・。

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