レオニー☆人生は絶対に、諦めてはいけない。

 お母さん、
    私はこの子を連れて
    日本という国に行きます。

画像
12月7日、鑑賞♪
レオニー
LEONIE
2010年 角川
監督・脚本: 松井久子
原案: ドウス昌代
     「イサム・ノグチ 宿命の越境者」(講談社刊)
音楽: ヤン・A・P・カチュマレク
照明: 佐野武治
出演: エミリー・モーティマー (レオニー・ギルモア)
    中村獅童 (野口米次郎)
    クリスティナ・ヘンドリックス (キャサリン)
    メアリー・ケイ・プレイス (アルビアナ)
    吉行和子(キク)
    原田美枝子 (津田梅子)
    竹下景子 (小泉セツ)
    中村雅俊 (仙田)
    柏原崇 (川田道彦)
    山野海 (ハル)
    大地康雄 (大工の棟梁)
    勅使河原三郎 (彫刻家)
フィラデルフィアにある名門女子大学を卒業後、編集者への夢を持ちながら
ニューヨークで教師をしていたレオニー・ギルモアは1901年、日本人の詩人
ヨネ・ノグチ(野口米次郎)の詩集出版の編集者として働くようになる。
レオニーの働きでヨネの詩集は好評価され、二人はやがて恋に落ちる。
だが、戦争によって日本人への風当たりが強さに我慢でいなくなったヨネは
レオニーの妊娠を知らされながらも、一人で帰国してしまう。
残されたレオニーは男の子を出産し母のもとへ帰る。しばらくしてヨネより
日本へ来るようにとの手紙が届く。レオニーは幼い息子と日本へ向かうが・・・。

エミリー・モーティマー 主演、ということで
興味を持ったこの作品、イサム・ノグチという方が
どんな方なのかは殆ど知らず、お名前だけは・・・という程度ですので、
映画を観て、そうだったの・・・状態。恥ずかしい限りですが、
興味の持ち方がどうあれ、また未知の世界に入り込めたのは
ありがたいことです。
エミリー・モーティマーという女優さん、
ロンドン生まれの方で、最近では『シャッター アイランド』に
出演しておりましたが、私のお気に入りは スティーヴ・マーティンが
クルーゾー警部を演じている 『ピンク・パンサー』での彼女♪
ドタバタ喜劇の中でも体を張って、楽しませてくれました。
他にも『ラースと、その彼女』や『Dear フランキー』など、
優しくて、芯の強さや知的な雰囲気に好感が持てる作品が
心に残って、大好きな女優さんの一人です。
そんな彼女が日本映画に出演する・・・ということで、
内容の予習もなく観てみたわけですが、なるほど、
当然のキャスティング♪

日本で異国の女性が、それも、いわゆるお妾さんの立場で
暮らすということがどういうことなのか、
想像もつかないので見せられるがままなのですが、
それでも、苦労したんじゃないか、悲しい思いをしたのではないかと
予想しながら観ていくと、あっさり裏切られます。
彼女を取り巻く厳しい生活も描かれてはいますが、
素敵な出会いや人生の選択、信念の持ち方を丁寧に描くことで
厳しささえも前向きにを受け止めて生きる姿が浮き彫りにされて、
何度か挿入される彫刻家が削りだす作品と、
彼女の人生が重なって観えました。
そう考えると、イサム・ノグチはレオニーの生涯をかけた
渾身の作品なのでしょうね。
作品というのは失礼かもしれないけれど、
母として考えると、そういうところ、ありますよね・・・。

時代背景は丁度、NHKで放送している「坂の上の雲」の時代に
重なっていましたね。なので、
広瀬少佐のロシア女性との悲恋を観たばかりで
なんだか複雑な心境に・・・。
何を思いながら観ているんだと、我ながら呆れますが、
そう思うと、映画の向こうの世界がものすごく
広くなるんだよね。それが楽しくてつい・・・なのです(笑)。

イサム・ノグチ(上)――宿命の越境者 (講談社文庫)
講談社
ドウス 昌代


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『レオニー』お薦め映画
Excerpt: 明治の外国人女性の一代記。隣の芝生は青い。自分は平凡な人生を送っていると思っている方は、その幸せを噛みしめて欲しい。困難でも妥協せず自分流にという方は彼女の生き方を参考にして欲しい。お薦め作品だ。
Weblog: 作曲♪心をこめて作曲します♪
Tracked: 2011-01-04 03:22