正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官☆アメリカを守る正義か。

  人々を救う正義か。
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正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
CROSSING OVER
2009年 アメリカ
監督・脚本: ウェイン・クラマー
音楽: マーク・アイシャム
出演: ハリソン・フォード (マックス・ブローガン)
    レイ・リオッタ (コール・フランケル)
    アシュレイ・ジャド (デニス・フランケル)
    ジム・スタージェス (ギャヴィン・コセフ)
    クリフ・カーティス (ハミード・バラエリ)
    サマー・ビシル (タズリマ・ジャハンギル)
    アリシー・ブラガ (ミレヤ・サンチェス)
    アリス・イヴ (クレア・シェパード)
    メロディ・カザエ (ザーラ・バラエリ)
    ジャスティン・チョン (ヨン・キム)
    メリク・タドロス (ファリード・バラエリ)
ロサンジェルス移民税関捜査局(I.C.E.)の捜査官マックスは密入国や
不法就労者の取り締りをしつつも、同情的になり今回の摘発でも
メキシコ人女性・ミレヤの息子を探し出し実家まで送り届ける。
女優を目指しオーストラリアから観光ビザで入国したクレアは
ビザの延長が認められずイラついていた矢先、
グリーンカードの判定官コールと出会う。
バングラデシュ出身の高校生タズリマは、9.11について授業でした発言が
問題視されICEとFBIの強制捜査を受けてしまう。

久々のハリソン・フォード♪
前作の『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』からは
想像もできないほど地味な作品ですが、
重くて痛々しくて切ない内容で、もしかしたら彼が出ていなければ
触れもしなかった作品だったのではと思いました。

不法移民の問題は日本でもしばしば問題にはなってきていて
新聞でもたまに見かけたりしますが、生活の中にまで
及ぶ問題ではなく、今一つピンとこないのも確か・・・
彼らの国を捨てるまでの経緯や勇気も理解し難いものですし、
善人として暮らしている彼らを無理やり引き裂いてしまうのも
他に方法はないのかな~と、理不尽さばかりが思われます。

グリーンカードという言葉、私が初めて聞いたのはそれが題名となっている
1990年の映画『グリーン・カード』でした(たぶん)。
アンディ・マクダウェルとジェラール・ドパルデュー主演のラブ・コメで
アンディ扮するアメリカ人女性が独身者は入居不可という
庭園アパートメントを借りるためにジェラール扮する永住権が欲しい
フランス人と偽装結婚するというお話でした。
その頃のアメリカはまだ自由であこがれの国でしたが・・・
色々な国から幸せを求め多くに人たちが集まってできた国の
問題や闇の部分と言うにはほんの一部分のことなのでしょうね。
差別や偏見、ことに9.11以降神経質にならざるを得ない状況は
こうして映画などにして伝えない限り見えてこないでしょう。

お話的には不法移民者と彼らを取り締まる捜査官、
永住権を取りたい人、取った人、取りつつある人、
そして、永住権を与える側の人と彼らを守る弁護士が
織りなす群像劇で、物の見事に全てが繋がるように
一つのお話になっています。
ただ、それでいいのか?と普通に考えても腑に落ちない展開が
あるので、そこがもったいなかったですね。

お目当てのハリソン・フォード、貫録のせいか
それこそ捜査官役ではもったいなかったなぁ。
観て初めて出演しているのを知ったレイ・リオッタ・・・
やっぱり嫌な役だったけど、控えめだったのに驚いた(笑)
しかも、奥さん役がアシュレイ・ジャドなのね
何気に豪華だったりする(あくまで私的に)、この映画。

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