『スタンドアップ』(試写会)・・・・・・・・・・・・・・・・・この邦題はお見事!
昨晩、試写会にて『スタンドアップ』を観てまいりました。
今年最初の劇場公開作品です。
ショーン・ビーン♪の新作のところで、書いたときにはまだ先かな?って・・・
『フライト・プラン』より先に観るとは思ってもみませんでしたし、
地方でも公開するのか?だったので、
お年玉みたいで、当たってラッキー♪でした。
セクシャルハラスメント訴訟で大企業から巨額の賠償金を勝ち取った
実在の女性のお話が原作だそうで、
大企業に立ち向かうお話として『エリン・ブロコビッチ』を思い出しましたが、
エリンのお話は比較的カラッとした雰囲気だったのに対して、
こちらは原題の“NORTH COUNTRY”・・・北国(でいいのか?)が
言い表しているように、凍てつく雰囲気なお話でした。でも、
観終わったあとは、心が暖かくなっていました。
以下ネタばれあり
セクハラって、今では世の中を罷り通っている言葉ですが、
ちょっと前までは我慢するのが当然・・・
まして、鉱山のように男にしかできないであろう仕事場に
政府の方針で女性が入ってくるとなれば、
困惑するのは男性・・・このあたり、理解できないでもないです。
が、彼らの嫌がらせは半端じゃなかったのね。
セクハラ通り越してます。で、立ち上がるのです!
『スタンドアップ』という邦題、物の見事にこの映画を現してました。
でも、彼女の逆襲とか期待してはいけません(笑)
ここが、この映画の好い所だと思うのですが、
法廷で証言しながら過去を見せていく作りになっていまして、
法廷と過去のシーンの絡み方が絶妙でした。
ゆっくりとひとり、またひとりと立ち上がり、最後は愛情の勝利♪
後半、ジョージーのお母さんが立ち上がり、
お父さんまで立ち上がっててからは、泣きっぱなしでした・・・
愛情でいっぱいで、うれし泣き状態。
出演者が申し分なく素敵な方々ばかり・・・
好きだから贔屓目に見てるかもしれませんが(笑)
ショーン兄貴がいい男なんです!
ジョージーを炭鉱に誘った友人・グローリーのダンナ役で
予告編ではちょびっとしか出てなかったので
出番の多さと重要な役どころにビックリしたくらい(笑)
髭もなく、悪役でもなく普通のおじさんですが、
好いんだな~、これが!
そして、弁護士・ウディ・ハレルソンってこんなにいい男でした?
というほど、好い!まぁ、“法廷物”大好きなので
弁護士には甘いのですが(笑)
お父さん・リチャード・ジェンキンスは言わずもがなですね。
そして、女性陣。
『モンスター』では美しさを逆手に取って熱演してましたが、
今回はそのままの風貌で勝負!のシャーリーズ・セロン、
女性ならではの弱さ、母親ならではの強さが滲み出ていて素敵でした。
彼女を支える友人にはフランシス・マクドーマンド。
彼女の雰囲気はいつ観ても好いですね。
母親役のシシー・スペイセクは出演シーンが少ないながらも
ジョージーの母として立ち上がる想いの深さに感動します。
褒めすぎ?って感じですが、想像していたより明るくて
嫌がらせも他にすることないのか?って、逆に哀れに思うような
気分にさせるもので、絶えられる限界かな・・・
実際にはもっと酷かったろうなぁ~。
あと、嫌がらせをする筆頭の名前がボビー・シャープって、
ショーン兄貴ファンとしてはビミョ~!
彼の名前が呼ばれるたびに
「炎の英雄・シャープ」を思い出させてくれて・・・(苦笑)
今年最初の劇場公開作品です。
ショーン・ビーン♪の新作のところで、書いたときにはまだ先かな?って・・・
『フライト・プラン』より先に観るとは思ってもみませんでしたし、
地方でも公開するのか?だったので、
お年玉みたいで、当たってラッキー♪でした。
『スタンドアップ』NORTH COUNTRY
2005年 アメリカ
監督: ニキ・カーロ
原作: クララ・ビンガム/ローラ・リーディー・ガンスラー
脚本: マイケル・サイツマン
音楽: グスターボ・サンタオラヤ
出演: シャーリーズ・セロン (ジョージー・エイムズ)
フランシス・マクドーマンド (グローリー)
ショーン・ビーン (カイル)
リチャード・ジェンキンス (ジョージーの父・ハンク)
シシー・スペイセク (母・アリス)
ジェレミー・レナー (ボビー・シャープ)
ミシェル・モナハン (シェリー)
ウディ・ハレルソン (ビル・ホワイト)
ジョージーは二人の子どもを連れ、暴力夫から逃がれるように
故郷の北ミネソタの町に戻り、生活を始める。
生活のために、父も働く炭鉱で働くことにするが、
そこは女性が働くには過酷な世界だった・・・。
セクシャルハラスメント訴訟で大企業から巨額の賠償金を勝ち取った
実在の女性のお話が原作だそうで、
大企業に立ち向かうお話として『エリン・ブロコビッチ』を思い出しましたが、
エリンのお話は比較的カラッとした雰囲気だったのに対して、
こちらは原題の“NORTH COUNTRY”・・・北国(でいいのか?)が
言い表しているように、凍てつく雰囲気なお話でした。でも、
観終わったあとは、心が暖かくなっていました。
以下ネタばれあり
セクハラって、今では世の中を罷り通っている言葉ですが、
ちょっと前までは我慢するのが当然・・・
まして、鉱山のように男にしかできないであろう仕事場に
政府の方針で女性が入ってくるとなれば、
困惑するのは男性・・・このあたり、理解できないでもないです。
が、彼らの嫌がらせは半端じゃなかったのね。
セクハラ通り越してます。で、立ち上がるのです!
『スタンドアップ』という邦題、物の見事にこの映画を現してました。
でも、彼女の逆襲とか期待してはいけません(笑)
ここが、この映画の好い所だと思うのですが、
法廷で証言しながら過去を見せていく作りになっていまして、
法廷と過去のシーンの絡み方が絶妙でした。
ゆっくりとひとり、またひとりと立ち上がり、最後は愛情の勝利♪
後半、ジョージーのお母さんが立ち上がり、
お父さんまで立ち上がっててからは、泣きっぱなしでした・・・
愛情でいっぱいで、うれし泣き状態。
出演者が申し分なく素敵な方々ばかり・・・
好きだから贔屓目に見てるかもしれませんが(笑)
ショーン兄貴がいい男なんです!
ジョージーを炭鉱に誘った友人・グローリーのダンナ役で
予告編ではちょびっとしか出てなかったので
出番の多さと重要な役どころにビックリしたくらい(笑)
髭もなく、悪役でもなく普通のおじさんですが、
好いんだな~、これが!
そして、弁護士・ウディ・ハレルソンってこんなにいい男でした?
というほど、好い!まぁ、“法廷物”大好きなので
弁護士には甘いのですが(笑)
お父さん・リチャード・ジェンキンスは言わずもがなですね。
そして、女性陣。
『モンスター』では美しさを逆手に取って熱演してましたが、
今回はそのままの風貌で勝負!のシャーリーズ・セロン、
女性ならではの弱さ、母親ならではの強さが滲み出ていて素敵でした。
彼女を支える友人にはフランシス・マクドーマンド。
彼女の雰囲気はいつ観ても好いですね。
母親役のシシー・スペイセクは出演シーンが少ないながらも
ジョージーの母として立ち上がる想いの深さに感動します。
褒めすぎ?って感じですが、想像していたより明るくて
嫌がらせも他にすることないのか?って、逆に哀れに思うような
気分にさせるもので、絶えられる限界かな・・・
実際にはもっと酷かったろうなぁ~。
あと、嫌がらせをする筆頭の名前がボビー・シャープって、
ショーン兄貴ファンとしてはビミョ~!
彼の名前が呼ばれるたびに
「炎の英雄・シャープ」を思い出させてくれて・・・(苦笑)
この記事へのコメント
正月気分が抜けきらない時に見た映画だったんでのほほほ~んとした気持ちをガツン!っとやられた作品でした(^_^;)
ただシングルマザーが単純にがんばるど根性ものかと思っていったので・・・ちょっと後半辛かったデス。。。(^_^;)
新年早々、A・ジョリーがブラピの子妊娠でビックリのimokoでした(^o^)丿
(トムといいブラピといい相手変えればできるんじゃんねぇ)
どうもありがとうございました。
私もショーン・ビーンが観れれば・・・
な~んて、軽い気持ちで行きましたが(笑)
アンジーとブラピ、映画もがんばったけど、
私生活もがんばってますね~♪
TB&コメント、ありがとうございました。
こうした、素敵な映画に出会えるのは
嬉しいものですね。
ぜひまた、お越しください。
空さんの所にも邪魔しますので
よろしくお願いします。
TB&コメント、ありがとうございました。
もし英題のままでしたら、
厳しさだけが感じられる
作品になったことでしょうね。
アメリカでは
きっとその地方独特な雰囲気を
伝えるには良かったのかも。
日本ではその特異性がわからないので、
この邦題、当たりでしたね♪