東京タワー オカンとボクと、時々、オトン☆オカン、ありがとうね。

18日、鑑賞♪
画像
東京タワー
 オカンとボクと、時々、オトン

2007年 松竹
監督: 松岡錠司
原作: リリー・フランキー
    『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』(扶桑社刊)
脚本: 松尾スズキ
音楽: 上田禎
主題歌: 福山雅治
     『東京にもあったんだ』
出演: オダギリジョー (ボク)
    樹木希林 (オカン)
    内田也哉子 (若い頃のオカン)
    小林薫 (オトン)
    松たか子 (ミズエ)
    勝地涼 (平栗くん)
    平山広行 (磯山)
    伊藤歩 (タマミ)
    荒川良々 (えのもと)
1960年代、ボクが3歳の頃。
オトンの酒癖の悪さに愛想をつかしたオカンは、ボクを連れ、
小倉から実家の筑豊へ帰り、妹の小料理屋を手伝いボクを育てた。
1970年代、ボクが中学生の頃、。オカンは実家を出てオカンとボクの二人だけの生活を始めた。ボクは寂れた炭鉱の町を離れたい思いと母を自由にしてあげたい思いで、
大分の美術校に入り一人暮らしをはじめた。
1980年代、ボクは東京の美大に入った。
オカンの仕送りに頼りながら、ボクは自堕落な学生生活を送っていた。
オカンに申し訳にないと、留年しつつも何とか卒業だけはするが、
定職もなくフラフラした毎日を送っていた・・・。

映画を楽しみたいばかりに、原作もTVドラマも見ないでおりましたが、
その甲斐があったか、私的にお話や出演者に色んなサプライズがあって、
とても素敵な時間が過ごせました。
ボクと同じ世代ということもあって、懐かしく感じました。
生まれたところがボクほど東京に遠くはないので(特急で3時間半)、
故郷を出たらそれっきり、という感じではなく、
東京での学生時代はちょっとましだったかな(笑)
でも、男子学生はあんな感じだったでしょうね。
親元を離れたが最後、ナニやってんだか(笑)

そんな懐かしさと共に
今になってわかる親の苦労や愛情などが身にしみて感じられて
親に対する思いも同じで胸が痛くなります。
娘だと割りと遅くまで近くにいることが多いけど、
息子の場合は思いとは裏腹に距離を置いてしまうのでは?
母にとっては娘も息子もないのだろうけど・・・。
まぁ、その辺はそれぞれで、私の場合は娘ですし、娘がいるだけなので。
だた、このあたりは、子としての自分と、母としての自分がいて
感情がボク側に行ったり母側に行ったり・・・不思議な気分。

物語すべてに共感はできなくても、子を思う親の気持ちや
親を思う子の気持ちは普遍なものなのでボクの思いに共感しました。
痛くて、懐かしくて、暖かい思いでいっぱいの映画でした。
そして・・
多分、これから訪れるであろう別れをどう受け入れるか・・・
考えたくないけど、ちょっと考えてしましました。

お話も素敵でしたが、何よりも出演者ですね♪
オダジョーくん目当てで観た!と断言してもいいのですが(笑)
勝地くんも素晴らしい♪♪
オダジョーくんと高校の同級生の設定にはビックリしたけど、
カマっ気たっぷりの勝地くんのキュートさに参りました(笑)
二人のファッションにも注目ですね。
オダジョーくんだからこそ似合うであろう色使い、中性的なデザイン。
勝地くんの時代を反映すよろうな格好。
衣装の宮本まさ江さんのセンスには感動します。

オカンの樹木希林さんはもう文句の付け所がないですね。
若い頃を実の娘さん・内田也哉子さんが、というのも自然な感じ。
オトンの小林薫さんも、泣かせる存在。
そして、数多くのゲスト(?)出演者に楽しませていただきました。

日本の真ん中に立っている
戦後の日本の復興の象徴でもある東京タワー。
戦後をたくましく生き抜いてきた人たちと、
戦後を知らない私たちの
真ん中に立っている。

追記:なんだか時間がなくて、
考えていたことが全部かけなかったので・・・って、まだ言うのか?(笑)
最近、下の娘が“お母さんの料理、美味しい”って言ってくれます。
手抜き料理も多いけど、こういうのは母として、めちゃくちゃ嬉しいです。
この映画に出てきたオカンは小料理屋さんをしていたこともあって、
とてもお料理が上手。羨ましいなぁと思いました。
オカンのレシピ、欲しいです!
最近の流行ではないけれど、“食育”って大事だなぁ~って実感しました。

最後にちょっとだけ・・・
筑豊での酒屋さんのシーン、
一升瓶の箱が6本入りのプラスチックだったのが残念!
私の実家は今はもう違うけど酒屋(小売)さん。
80年代まではまだ清酒などの箱は木の10本入りのものでした。
重くて運び辛かったけど、倉庫のこの木箱の匂いは忘れられません。
私のオカンとオトンの記憶はこの匂いと共にあります。

この記事へのコメント

  • 真紅

    ひらで~さま、こちらにもお邪魔します。
    私は原作をかなり前(映画化の話も公でない頃)に読んだのですが、原作よりもかなり薄まった感じでした。
    原作はもっと過剰で、映画のサラリとした描き方が私は好きでした。沁みました。
    オダジョー、素敵でしたね!『ゆれる』よりずっといいと思いました。
    惚れ直しました♪ 平栗くんもいい味出してましたね~。
    2007年04月19日 22:56
  • 由香

    こんにちは~^^・
    原作もドラマも知らずに、友達に誘われて鑑賞しましたが、すっかりオダギリファンになって帰って来ました(笑)
    物語が、特別凄い。。。ってわけではないと思うのですが、何だか自分の何かと重ね合わせて、涙が溢れてしまいました。
    色々な役者さんが、チョコチョコ出演していたのも、観ていて楽しかったですね♪
    2007年04月20日 08:20
  • マリー

    こんにちは~~

    私も、観てしまいました(笑)
    私には絶対に無理だ~~泣いて泣いて溶けてしまうかも?と思って、行けなかったけど~ついつい観てしまった。。。
    でも~つくりが「泣きなさい~」という感じではないところが、とても良かったです。

    樹木さん、素晴らしかった!オダジョーもとても合ってました。
    勝地くんもよかったですね~~~

    TBさせてくださいね~
    2007年04月20日 09:57
  • ひらで~

    真紅さん♪
    こちらのお返事も遅くなりました!!
    ごめんなさい!!

    原作はかなりはっきりと
    表現されているのかな?

    このオダジョーは私も
    素敵だと思いました。衣装も!
    勝地くんの平栗くん♪
    あんなことも出来るんだ~って
    感心しながら観てました(笑)


    2007年05月02日 01:24
  • ひらで~

    由香さん♪
    遅くなりました!!!
    ごめんなさい!!!!

    親子の形は違っても
    心の通い方には共通する所が
    ありますよね・・・
    そうそう、
    出演者の多さ、豪華さには
    驚きでした。
    2007年05月02日 01:29
  • ひらで~

    マリーさん♪
    ごめんなさい!!
    お返事が遅くなりました~!!!

    泣かせる映画って、ちょっと
    苦手で敬遠していましたが、
    オダジョーくんだからと、
    覚悟して観に行ったのですが(笑)、
    泣かせるのが前面にでてなくて、
    じわじわと心に沁みてくる
    好い映画でした。
    2007年05月02日 01:33
  • fizz♪

    ひらで~さん、こんにちは~
    お久しぶりです。お元気そうでなによりです♪
    半年待ってやっと鑑賞できました。
    オダジョー、良かったですね~
    こんな静かなキャラもしっかり演じる彼に、また惚れ直しました(笑)
    >数多くのゲスト(?)出演者に楽しませていただきました
    そうなんですよね。クレジットを見直すと、本当にたくさんの役者さんたちがほんの小さな役で出演しているんで、驚きました。
    >“お母さんの料理、美味しい”
    うんうん、これ最高に嬉しいですね!
    食育…大切ですよね。
    この映画を観たら、家族の大切さがじんわ~りと沁みて、明日からも頑張らなくちゃって思っちゃいました。
    TBさせて頂きました。
    2007年12月09日 03:21
  • ひらで~

    fizz♪さん♪
    とうとう、鑑賞できましたね。
    特別な人じゃない(笑)オダジョーくん、
    好い人でしたね♪

    娘の言葉が聞きたくてがんばった時には
    あんまり言ってもらえないのね・・・
    なんだか、手抜きみたいな時に限って
    言うので彼女の舌は怪しいけど(笑)
    それでも嬉しい♪

    お互い、程々に(笑)
    がんばって料理しましょうね♪
    2007年12月11日 11:08

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